製品ガイドライン(使用上の注意)

■嵌合公差について(ピン押込み方向)

ピンの押込み量の推奨範囲は以下の通りです。

MIN 押込み

ピンは出寸法(Lmm)の半分以上押し込んでください。
押込み不足の場合、接触抵抗が不安定となる場合があります。

MAX 押込み

ピンの押込み過ぎに注意してください。
チューブカシメ部が変形し、スタックの原因となります。

使用接点高さの範囲(参考)

■推奨ランドパターンについて

推奨ランドパターンの仕様は以下の通りです。

推奨ランドパターン

はんだ強度を確保するため、フィレット形成に必要な部分を設けてください。

メタルマスク厚

製品の端子部平坦度(コプラナリティ)はMAX0.1 です。
メタルマスク厚は0.1mm 以上としてください。

実装エリア

キャップ付き製品のため、キャップ外形およびキャップを取るための作業エリアとして、隣部品と干渉しないように十分な実装エリアを設けてください。

■相手端子について

推奨する相手端子は以下の通りです。

相手端子の外形

製品の接点ズレ,実装時のズレ,嵌合時のズレを考慮し、相手端子の大きさはφ2mm 以上としてください(ズレ量に関して下記条件とした場合)。

接点ズレ=製品ピッチ公差(0.1mm)+ ピン振れ(0.2mm)+ 部品公差(0.05mm)
実装ズレ= 0.3mm
嵌合ズレ= 0.3mm

相手端子の材質・表面処理について

相手端子の材質は、黄銅・銅合金板又は基板を推奨とし、表面処理に関しては金メッキを推奨いたします。それ以外に関しては、適宜ご相談ください。

相手端子のメッキ仕様

相手端子のメッキ仕様は、SPC(スプリングピンコネクタ)製品のピンのメッキ仕様と同等である「ニッケルメッキ下地/ 金メッキ1μm 以上」が推奨です。

■相手端子との嵌合方法について

SPCを相手端子と嵌合する場合は、以下のことにご注意願います。

嵌合方法

相手端子を嵌合する場合は、必ず垂直に押し込んでください。
SPCの側面から嵌合した場合、SPCが変形し接触抵抗不良の原因となります。

斜めから嵌合する場合は、当たり角度を15°未満に設定し、嵌合回数は2,000 回以内としてください。

スライド嵌合はしないで下さい。
ピン先端のメッキ削れが発生し、接触抵抗不良の原因となります。

相手端子との許容角度

相手端子とはSPCの軸に対して5°以内で使用してください。